失敗しない一戸建て住宅購入方法

2×4工法のメリット・デメリットについて

失敗しない一戸建て住宅購入方法

2×4工法のメリット・デメリットについて

2×4工法とは19世紀アメリカ・カナダで開発された工法です。アメリカでは住宅のおよそ90%が「2×4工法」です。 2インチ(5.08cm)、4インチ(10.16cm)の枠組み木材を使うため、「2×4工法」と呼ばれています。 木造軸組工法が線で組み立てていくのに対して、 2×4工法は面で構成させる工法で、 木材に合板をを貼って、パネル(枠組壁)をつくり、 そのパネルを壁や床にする工法です。別名、枠組み壁工法とも呼ばれています。 輸入住宅といわれる家のほとんどが、北米からの輸入製材を使用した2×4工法です。

2×4工法のメリットとして、

  1. 耐震性に優れている
  2. 施工が早い
  3. 気密性能が高い
  4. 断熱性能が高い
  5. 大工さんの熟練度に左右されない

などが、2×4工法のメリットとしてあげられます。

2×4工法は建物にかかる外力をそれぞれの面で分散して受け止めるために、 優れた耐震性を備えています。

また2×4工法はパネル工法で組み立てがシンプルなため、 施工が簡単で手間がかからず、工期も短くすみます。 そのため、建築費を安くおさえれるところも2×4工法のメリットといえます。

さらに、2×4工法は全荷重を木質の耐力壁で支える工法なので、 自重や地震、風などの外力を面で受け止め、 箱全体に力を分散させます。 そのため、2×4工法は丈夫で歪みにくい6面体の箱形工法なので、 耐震性に優れ、断熱性能や気密性能を確保しやすいという点が特徴となります。

2×4工法はもともと部材の接合は釘と補強金物で行う工法なので、 熟練した職人さんを必要とはせず、 職人さんの熟練度で建物に影響を及ぼすことはなく、品質のバラツキも少ない工法といえます。

2×4工法のデメリットとして、

  1. 壁で耐震性を確保しているので、将来の壁の貫通・撤去などの増改築による変更は不可能
  2. パネルで面が構成されているので、木を露出させた意匠が難しい
  3. 木による調湿は期待ができない
  4. 施工できる建設会社の数は、軸組み工法に比べて少ない
  5. 気密性が高いため、高湿度の環境では湿気が抜けないで腐食の恐れがある
  6. 壁工法なので、開口幅などが制限される

などが、2×4工法のデメリットとしてあげられます。

2×4工法は面で構成するパネル工法のため、階上の壁は必ず階下の壁の上に配置しなければならず、 木造住宅に比べ、間取りの自由度が低いということが2×4工法のデメリットといえます。

また、2×4工法は面で構成するパネル工法されているため、 大きな開口部やコーナー部分の開口部の確保が難しく、 同じ理由で増改築の際、撤去できる壁が制限されてしまいます。 なので、天井裏にも入ることができないため、 後からTVや電気・LANの配線工事をする事ができません。

私は、一戸建て住宅を建てる際、リビング階段を最も重要視していました。 木造住宅でも、2×4工法でもリビング階段をつけることは可能でしたが、 将来的な間取りの変更でにおいて、2×4工法は色々と制限があるため、 結局、木造住宅にしました。



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