失敗しない土地購入方法

建物が限定される土地について

失敗しない土地購入方法

建物が限定される土地について

各自治体では建物を建てれる「市街化区域」と 建物が建てれない「農業用地」「山林」など「市街化調整区域」に 大きく2つに分けて分類されています。 まず「市街化調整区域」には住宅は建てられません。

「再建築不可」は「既存不適格」という法改正で違反建築になっている場合、 いくら火災や地震などで焼失しても建替えることはできません。 なので、あなたが欲しいと思っている土地に中古一戸建て住宅があったとしても、 その中古一戸建て住宅を取り壊して建てなおす事はできないのです。

また、土地の形や接する道路の幅、用途地域、容積率などによっては、 建てたいと思っている住宅に制限がはいることがありますので、 土地や一戸建て住宅を購入する前に必ず確認をするとよいでしょう。

「セットバック」という言葉を聞いたことがありますか? 「セットバック」とは道路の中心地から敷地まで2m未満、 つまり、道路の幅が4m未満の場合、道路の中心線から 2m下がって家を建てる必要があります。 欲しいと思う土地の前にある道路の幅も予め確認する必要がありますね。

また、土地は必ずしも買った人のものとならない場合があります。 それが「定期借地権」という方式です。 定期借地権とは、50年以上の期間でその土地を持ち主より借りて、 その土地を使用可能な権利です。 契約期間が満期にになった時点で、その土地を借りた時の状態(通常は更地)にし、 土地を更地にして持ち主に返却する契約形式です。 定期借地権は借地の分、土地月住宅より価格は安くなりますが、 毎月の地代が必要となりますし、最終的にはその土地は自分のものにならないどころか、 更地にする必要があるため、土地付き一戸建てを購入するよりも高くつく場合が多くあります。

地域危険度測定調査
東京都では5年おきに、地震に対する「地震危険度測定調査」を実施しています。 これは、建物、火災、避難の観点から各地域ごとに1から5のランクで評価しています。
一戸建て住宅で怖いのは、住宅が地震などの被害を受け、 倒壊してしまうことです。 その前に、十分に土地の対震度を確認しましょう。